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買取・販売対象商品:エルメスのボリード(BOLIDE)

ボリード(BOLIDE)

■ボリード(BOLIDE)のご紹介

1837年、高級馬具メーカーとしてスタートしたエルメス(HERMES) が、馬の鞍を入れるためのサドル・バッグ「オータクロア(haut-a-croire)」を発売したのは、1892年の事でした。
1923年、世界初のファスナー付の革製バックとして販売されたのが「ボリード」です。3代目のHERMES社長エミール氏が第一次世界対戦の中カナダで自動車の幌(ほろ)を留めるために使われていたファスナーに出会いバックの収納口にファスナーを取り付けて発表。たくさんの荷物が詰め込め、開口部もきっちり閉まることが評価され大人気になりました。ボリードは高級馬具メーカーとして名高いHERMESが、馬に変わる存在となった車に所縁を残したバック。今では当たり前の技術ですが当時は斬新かつ機能に優れたファスナー付バックは、女性からの人気を一気に集めたと言われています。発売当初は「ブガッティ」という名前で発売されましたが、その後「ボリード」へと変わり現在に至ります。
ブガッティ=とは“走る宝石”と称されるフランスを代表する高級自動車ブガッティに由来し、高級クラシックカー「ブガッティ」前部にあるラジエターの形(半楕円形)に似ていることから、その名がついたと言われています。
フランスのブガッティ社は過去、HERMESに依頼し現在のボリードと、ほぼ同じバックを販売していました。このことから半楕円形のバックはブガッティ型とよばれバックの一般的名称に。 その後、HERMESは1923年にBAGの名称をブガッティからボリードに変更。ボリードとはフランスのレーシングカーのことです。
ファスナー・ショルダーストラップ、という現在数々のブランドから発売されるバックの基礎となったこの形は約100年も前に
エルメスが作ったものだったのです。
                                    エルメス商品ページ → コチラ

■ボリード(BOLIDE)の外観

  • ボリード商品画像1











■エルメス(HERMES)の素材
エルメスでは、コレクション・シリーズごとに使用される素材も様々です。使用される色・素材によって全く違う顔を見せるエルメス。最高の品質と技術を駆使したラグジュアリーなブランドです。
<素材バリエーション>
・トゴ(Togo leather)  ・・・・1997年の登場以来、一番人気を誇る雄仔牛のレザーです。型崩れのしにくい硬さと、
                 細かすぎず、粗すぎない目の大きさが人気。バーキンをはじめ小物など幅広いアイテムに
                 使用されています。

・トリヨンクレマンス   ・・・・トゴと並ぶエルメスの代表的な素材です。トゴより若干柔らかい質感が人気です。
 (Clemence leather)      雄成牛を使用し、こちらも幅広いアイテムで使用される素材です。

・フィヨルド(Fjord leather) ・・トゴ・クレマンスに比べ、若干マット感のある雄仔牛のレザー。非常に耐久性に優れた
                 素材で、ガーデンパーティなどデイリーに使用されるバック等に使用される素材です。

・ネゴンダ(Negonda leather)・・2007年に発売。雄仔牛のレザーを使用した素材。主にガーデンパーティ等で使用される。

・エバーカラー(Evercolor) ・・・2013年に発売。若干硬めの素材で主に小物に使用される素材。マットな質感が特徴。